大きな葉っぱの陰に真黄色い南瓜の花が隠れるように咲いていました。
寒い信州では8月お盆に初物が収穫できれば最高の育て方でした。
4月に種を蒔いて遅霜にやられないように管理するのが大変でした。
その当時は、近所の子どもたち同士が一生懸命工夫に工夫を重ねて収穫することが競争でした。
空き地があれば南瓜の種を蒔き付けては食べる糧にしていました。
南瓜は戦中戦後の食糧難時代のサツマ芋やジャガ芋とともに最大の恩人でした。
手の平が黄色くなるほどに食べた記憶があります。
黄色い南瓜の花を見ると思い出します。